松田印判店
Matsuda Seals
松⽥印判店は昭和19年創業。個⼈や法⼈向けの印鑑製作のほか、ゴム印製作、名刺やはがきの印刷などを⾏なっています。
印鑑製作は、お客様と⼀対⼀で相談し、書体や素材などを決め、バランスを⾒て配字し、最後は⼿作業で仕上げます。したがって、この世に同じ印鑑は2つ存在しません。
ゴム印製作は、レーザー彫刻機を使⽤しており、注⽂からできあがりまでスピーディーに対応できるのが強みです。業務上で使⽤する科⽬印、個⼈で使⽤する住所判、イラスト⼊りの記念スタンプなど、多種多様なご要望にお応えできます。
はんこは⽇本で伝統的に使われているもので、本⼈であることを証明するときに、いろいろな場⾯で使われます。 例えば、住宅や車など高価なものを購入する際の書類には、役所に印鑑登録した印鑑を押す必要があります。また、業務上の資料に確認したことをはっきり意思表示するために印鑑を押す場合もあります。印鑑は、本人であることを証明する、意思表示をするために使われるものであるため、2つとして同じものがあってはいけません。そのために、職人の手作業が必要です。
きれいにくっきりはんこを押すのも印鑑職人の技術の一つ。きれいにはんこを押すコツは、朱肉をつけすぎないこと、紙の下に印マットを置くこと、押す際に「の」の字を描くようにまんべんなく力を加えることです。
はんこを彫るのに使用する彫刻刀「印刀(いんとう)」。彫る場所の広さや素材によって使い分けます。印刀を研ぐのも職人の大事な仕事の一つです。
“Hanko” seals are a tradition passed down across the generations in Japan and they are used in a variety of circumstances as proof of one’s identity.
Matsuda Seals was established in 1944. Artisans who carve hanko seals acquire a certification called “seal carving technician,” which demands passing both academic and practical tests.
In addition to off-cuts of wood used for registered seals and confirmation seals, artisans must also be able to make rubber seals. They are carved with a chisel and produce lines as fine as a human hair.
このお店が提供している製作体験
落款彫刻(篆刻)
天然石の蝋石に自分の名前を篆書体にして彫ります。篆刻は、中国の宋・明より江戸時代に伝えられ、芸術家たちの間で大ブームとなりました。
自分だけの印を自分で作ってみませんか?書道や絵画などの芸術作品に押したり、手紙に押したり、幅広い用途で楽しめます。
- 所要時間 / 90分
- 受け入れ人数 / 5名から15名まで